大阪府警の警部補(係長)が飲酒運転の捏造で検挙された事件が報道されております。ビール1缶を2缶飲んだようにして、飲酒検知測定器からの検知結果(記録紙)を偽造したというものです。検知は面前で検知されその結果は取り締まり警察官が検知された者に確認させます。このときあらかじめ用意された偽造検知結果記録紙を確認させられたようですが、実に信じがたい出来事です。これが事実であるのなら、この件のみだけではないと思われますが、この報道が間違いであることを念じてやみません。
飲酒検知では、呼気を袋様なものに吹き込みこれを機械に設定して検知されるのと、飲酒検知管という管をとおしてポンプ用なものに設定して呼気を管に吸い込みアルコール濃度を測る方法とがあります。後者の方法は、90秒90秒と二回に分けて呼気を吸い込んだ後、呼気を吹き込んだ袋をはずして、空気を90秒吸い込んで検査されますので、飲酒検知されることがあったら忘れないで下さい。