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雑談


警察官の失態

2012/03/07

大阪府警の警部補(係長)が飲酒運転の捏造で検挙された事件が報道されております。ビール1缶を2缶飲んだようにして、飲酒検知測定器からの検知結果(記録紙)を偽造したというものです。検知は面前で検知されその結果は取り締まり警察官が検知された者に確認させます。このときあらかじめ用意された偽造検知結果記録紙を確認させられたようですが、実に信じがたい出来事です。これが事実であるのなら、この件のみだけではないと思われますが、この報道が間違いであることを念じてやみません。

飲酒検知では、呼気を袋様なものに吹き込みこれを機械に設定して検知されるのと、飲酒検知管という管をとおしてポンプ用なものに設定して呼気を管に吸い込みアルコール濃度を測る方法とがあります。後者の方法は、90秒90秒と二回に分けて呼気を吸い込んだ後、呼気を吹き込んだ袋をはずして、空気を90秒吸い込んで検査されますので、飲酒検知されることがあったら忘れないで下さい。

非切

昨年、アメリカ・シアトル州スポーケン市の道場を訪問した時、同道場のアメリカ人(白人)指導者から、「非切」とう言葉を耳にしました。非切とは、我が「非心」を切ると言うことで、剣道最高の指標なのです。実に素晴らしいと思いましたし、アメリカの指導者が剣道に何を望んでおられるかを、よく窺い知れた思いがいたしました。

剣道はまさに「非切」であります。己の非心を切り、社会の非信を切り、すべてを「正」の一字に帰一するものであります。心を正し、身を正し、さらに行いを正し、最後は世を正す行動こそ剣道本来の目的であり、剣道が現代社会に生きる究極の使命だと思います。

日本は資源皆無の国と言われていますが、ただ無限にあるものは、まさに精神的資源だけであるかもしれません。

蔵の宝大切なり 蔵の宝より身の宝大切なり 身の宝より心の宝大切なり        日蓮

国際的信頼

世界剣道大会でアメリカが優勝するなど、現在は世界で高い評価をされ多くの外国人剣士達が育ってきておりますが、はたして本家である日本剣道はそれほど高く評価され、それほど国際間の尊敬を受けているのかは疑問です。

外国人が剣道を憧憬し、その真髄を学ぼうとするのはけっして「技」ではなくその「心」であります。昔ながらの武士道精神や剣道的礼法など、外国にないある尊いものを求めようとしているのが真実の姿なのです。

ところが日本剣道は残念ながら世界の信頼を裏切り、何となしに期待と信用の度を日増しに低落させているような気がします。その理由はいちいち書く勇気もなく、言うべきではないと思いますが、指導的立場にある先生方等々はその根本的原因がどこに存しているのかを、とくと考慮に入れなければならないと思うのです。

信頼

人を信頼するということは相手も喜び、自分にとっても実にうれしいことです。今の世がとげとげしているのはお互いの信頼感がないからであり、学校でもいじめや暴力沙汰が起こるのは先生と生徒、生徒間のお互いの信頼が足りないからだと思います。

家庭内の不和もそうであり、夫婦間のいざこざもお互いの信頼感の喪失から芽生えてくるものであります。人はたとえ自分がお粗末だと思っていても人から信頼されればその倍も三倍もの責任を感ずるものです。

信言

「信言は美ならず、美言は信ならず」ということは誠ある言葉の中には耳ざわりのことが多く、逆に甘いささやきの中には信ずべき誠意は何一つ無いということを教えています。

ところが人間は妙なもので、それはお世辞だと追従だと分っていても人に褒められれば悪い気はしないし、反対に悪口を言われれば癪(しゃく)にもさわるし腹も立つ。そうした人間の機微をついて、最近では言わねばならぬことは言わず、逆に言う必要のない阿諛(あゆ~へつらう。ごますり)追従の甘言ばかりが横行しています。

現代社会がこんなに混乱しているのは正義が薄れ、廉恥の精神が喪失したからでしょうが、それは取りも直さず信言が影をひそめて甘言が跋扈(ばっこ~強くてわがまま)しているからです。

信念と過信

信念は貴いが過信はあぶない!

ジュリアス・シーザーが英仏海峡を渡る時、大暴風雨に遭い、今まさに船が転覆しようとした際にシーザーは「この船は絶対に沈まない、何となれば俺が乗っているからだ」と言いました。これはシーザーの使命感から出た信念の一言でした。

ナポレオンは「俺の辞書に不可能という字はない」と言うくらいに自信を持っていたが、だんだん四隣を征服し、戦争に勝つたびに「天は常に勝つ者に味方する」と豪語するようになり、自信は遂に自惚れに変わって来ました。さらにイタリア、オーストラリアを征服し全欧制覇を企てた時「運命よ退れ、俺が通るのだ」という天を恐れぬ暴言を吐き、最後はワーテルローの戦いに敗れセントヘレナに流され刑死しました。哀れな最後でしたが、これは彼の過信とおごりに対して与えた天の刑罰であったのでしょう。

日本でも「この世をば我が世とぞ思う・・・・・」と言い、さらに「平家に非ざれば人に非ず」とまで放言した平清盛も遂に熱病に冒されて業死しました。さらに古今の政界にも権力を誇示して驕慢に倒れた不遜の人も多かったのです。

いずれも権力を過信した罪の報いであり、己を知らぬ暴走の帰結であったと言うべきでしょう。

信念の一刀

一刀流とは二刀流に対比して言うのではなくて、一心一刀の信念の太刀を振るい、その一刀にすべてを賭けるという精神を教えたものです。「一刀万刀に変じ、万刀一刀に帰す」とは一刀流の極則であり、幕末の剣豪・山岡鉄舟先生の教えでもありますが、いかに千変万化の刀を振るっても、その一刀一刀はすべてこれ信念の一刀であり、かりそめの打突は絶対にゆるされません。

剣道では無駄打ちを戒め、贅剣(ぜいけん)を極度に嫌う伝統があります。間合いをはかり機会を見て全身全霊で打ちこむことが剣の本義であり、仮にあたりはずしても、それは信念の一刀として許されるものであります。

私どもの日常には混迷も多く、雑事の輻輳(ふくそう)もあります。その中にあって諸事解決の一刀がふるえなかったら、それこそ雑音の中にうごめいて一生うだつの上がらない人生に終わるでしょう。

自分の道は自分で切り開いて進まなければなりません。信念もなく抱負も持たず、ただ群集にもまれて流れて行く者や、人の尻馬に乗って迎合し、自ら信念の刀を振るえない者に明るい明日が来るはずがない、と教えています。

信とは!

信とは「人の言」と書き、いったん言ったことは必ず守り、必ず実行するということです。その信の凝集したものが信念であり、これはまことに貴いものでありますが、自己の信念を貫き通すことは実際には大変難しいことです。

世評に惑わされまいとしても、つい妥協し、後退して自己の信念をまげて情に流されてしまう。情けない話でありますが、それが今の世の実情であり実態ではないでしょうか。

自ら顧みて恥じるところが無ければ千万人といえども我行かんの気概は、言葉の上だけでは誰でも知っていることですが、現実はたとえ赤信号でも、みんなが渡れば自分も渡ろうかという気になり、それが当たり前であり、世渡りの常識になっています。そしてさらに「青信号一人で渡れば命がけ」という、とんでもない逆説が飛び出す始末なのです。

『知に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ』 ~夏目漱石 「草枕」

『信なくば立たず』  ~ 論語

流儀、流派

剣道には多くの流儀、流派があり、幕末には五百余流の多きを数えたと言われますが、その中にはほとんど同形のものも多く、示現流とか柳剛流のような断然たる特異性を持ったものは少なかったのです。

流儀の流とは水の流れてやまざるごとく、下へ下へと伝えくだるものなりと言われますように、元は一つであり、下に行くほど支流ができ、分派を生じて、しだいにその数を増したものです。そしてその流名の出所はだいたい三つの原点を持ち「流祖名」「理念」「地名」に基づくものが多いのです。

昔から関東七流・京八流と言われますが、関東七流は鹿島香取の剣であり、京八流は鞍馬流であります。関東は鹿島香取から起こり、関西は鞍馬流から発しています。

武士の嗜み

昔の武士は出陣に際して香をたきこめ、口紅をつけ薄化粧をしたと伝えられています。これは死を前提にした武士の嗜みであり、人間死ねば誰しも顔色を失い醜態になる。さらに時が経てば死臭も出る。死後においてもその醜をさらすまいとする武士の心がけであり、それが武士の嗜みというものです。したがって常に身辺を清潔にし外出には羽織袴は言うに及ばず肌帯から肌着に至るまで常に死を前提として清潔なる儀礼を重んじました。

その他、教養、識見、礼法等皆武士の体面を維持する必須条件として重視されました。したがってこの規範を犯すものは武士の風上にも置けぬ不心得者として蔑視敬遠されたのです。

昔の武士の嗜みは今では紳士の教養であります。剣道家は皆現代の紳士であり、剣技秀でるだけでなく、その見識も高く、教養も深く、一世の師表と仰がれるすべての要素を兼備しなくてはならないのですが、奥深いものです。

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